【5年生社会科】~公害病についての学習~

二度と公害病を発生させないために、
①国として、②企業として、③個人として、
どんなことができるかを子どもたちが考えていた時のことです。

「先生、今のコロナのことって僕らが伝えることになっていくんかな?」

「たしかに。戦時中の状況を伝える語り部さんみたいになるんか…。」

こんなつぶやきが聞こえてきました。

今回の学習で子どもたちは、水俣市の方々が単に病気だけではなく、
差別や、国・企業に対しての思いなど、多種多様の苦しみを抱えていたことに気が付きました。
この子たちなら、きっといい語り部になると、確信した瞬間でした。

5年担任 髙野北斗