「だいじょうぶ だいじょうぶ」 講談社 いとうひろし 作・絵

という絵本があります。

内容は、小さな男の子が、おじいちゃんと散歩に行き、車やバイキンや意地悪な子など、いろんなことを怖がります。でも、おじいちゃんがいつも、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って言ってくれる。そして、成長した男の子が今度は病気になったおじいちゃんに、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と元気付けるというものです。

私たち大人も、こどもの頃から色々怖がりながら、経験を積んで、なんとかなるもんだ、と分かっていくものです。だから、その分だけ、子どもたちには「だいじょうぶだよ」と伝えてあげられる側になりたいですよね。大人でも色々ジタバタするけど、なるべく、大きく構えていたいなと思えます。

こんな時だからこその、おすすめの本です。

5年担任 綾田 満成