2年生の子どもたちは国語で「たんぽぽのちえ」を学びました。

たんぽぽが、まるで人のように子孫を残すために「知恵」を絞る様子がえがかれた説明文です。

授業を始めてから7時間目、ロイロノートに今まで書いてきた子どもたちの意見をできる限り沢山抜粋して集め、みんなに読んでもらいました。

子どもたちは、自分が考えてもいなかった友だちの意見に驚き、「ぼくとは、ちがういけんをもっていてすごいなと思いました。」と、人はみな意見が違うという多様性に気付きました。

ある子どもは、友だちが撮ったタンポポの写真を見て共感し、自分もタンポポの様子を記録しに外へ出かけました。また、ある子どもは「たんぽぽのちえ」の学習の最終回、たんぽぽの軸がぐーんと伸び、綿毛の種をすべて遠くへ飛ばしきった写真を撮って私に送ってきてくれました。その写真には「たんぽぽが立派に見えた。」という言葉が添えてありました。

 今はコロナ禍、学校が再開されようとしています。

 いろいろな手段を使って、学び合う場、成長する場を工夫して、子どもたちと授業を作っていこうと、また心を新たにする1日でした。

 

2年生担任  鎌田裕子