今日,4年生では,zoomを使って,イタリアの大塚乾隆神父様と交流授業を行いました。

大塚神父様は,昨年からイタリアに留学されていて,今はペルージャで学んでおられます。

コロナ禍の中,イタリアの人々はどんな様子でくらしているのか,神父様からお話をいただきました。

神父様からの質問です。

「水が,コップに半分入っています。みんなは,半分『しか』ない,と思いますか?それとも,半分『も』あると思いますか?」

4年生の子どもたちは,どちらの意見ともおよそ同じ数ずついます。

「イタリアでは,多くの人が,半分『も』ある,と考えるんです!」

 

ロックダウンや外出制限の中,人々はバルコニーに出てお互いに音楽を奏でて楽しんでいたそうです。

イタリアの人々の心に,ものごとを肯定的にとらえ,知恵を使ってうまく切り抜けようという気質を感じました。

今日の交流は,前向きに生きる大切さを感じたひとときでした。