まもなく5月も終わります。3ヶ月間にわたり、ステイホームし、3密に気をつけて、ソーシャルディスタンスを保ち、過ごしてきた制約のある生活から、少しずつではありますが、学校に子どもたちが帰ってきてくれることになりました。決して気を緩ませてしまうことがないようにしていかなければなりませんが、子どもたち同士が共に過ごせること、そして、その姿を見ることができることをこんなに尊く、奇跡の1日だと感じることはないかもしれないと、担任一同話しています。いかに一日を今まで当たり前に思っていたか、少し考えなければなりません。

 元気に登校し、元気に帰っていく、原点ではありますが、まずこの積み重ねをしていくことが我々の努め。そして、楽しく確かな学力を身につけて、立派な大人に成長してもらいたいと思います。

 と言いつつ、勉強はしっかりとしてもらいたいので、オンライン学習を継続して行っていきます。1ヶ月オンライン授業をしてきて、子どもたちがどんどん集中できるようになっています。姿勢が正しくなり、挙手が増え、そして、笑顔も増え…!機器の使い方の指導をする機会が減り、授業に熱が入り、ついつい頑張り過ぎてしまいますが、子どもたちは、どんどん食いついてきてくれています。

 これから、どんな授業をしていこうかと、頭を悩ませる日々ですが、それは、うれしい悲鳴だなあと感じています。

 保護者の皆さまのご家庭のあたたかいご支援をいただきながら、共に子どもたちを育てていることを感じずにはいられません。

 再開までに、どれだけの授業の場面が積み重ねられていくのか期待が日に日に膨らんでいます。

 

                  第3学年 担任一同