後期後半が始まりました。9日始業日には,白い息を吐きながら,新年を迎えて意欲に満ちた子どもたちが元気に登校してきました。
 年の初めにあたり子どもたちに,「新年の決意を持つこと」「十二支の辰にちなんで,何かにチャレンジする最適な年であること」「努力を続けることの大切さ」の3つの話をしました。後期後半は短いですが,子どもたちにとっては学年のまとめと次の学年への大切な期間です。一人ひとりが,自分の目標に向かって充実した学校生活を送ることができるよう励まし,支えたいと思います。
 新年早々,石川県能登半島で大地震が起こりました。多くの方が亡くなり,被害の全容はいまだ把握できない状況だと報道されています。始業日の朝のテレビ放送では,今回の地震で亡くなられた方や被災された方への祈りを捧げました。私たちに何ができるかを考えながら,被災地に心を向け,地震の被害に遭われた方々のため,被災地のために働いておられる方々のため,神さまの祝福を祈りたいと思います。

校長 原山 稔郎


災害被災者のための祈り

父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
災害によって、苦しい生活を送り、
不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストが
いつもともにいてくださることを、
祈りと行動によってあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

(2021年2月16日 日本カトリック司教協議会認可)

https://www.cbcj.catholic.jp/2021/02/22/22154/