朝の登校時,5・6年生の児童会執行委員の児童が自主的に正門前に立ち,私と一緒に,朝の挨拶をしてくれています。
 児童会担当の先生から,保護者の方や入試行事等で来校された方に対する挨拶の話があり,普段から挨拶をする習慣をつけることが大事だと気づいた子どもたちが相談し,今週の朝から,無理のないように自分ができる日に正門前に立つことになったようです。
 コロナ禍の3年間はマスク着用を余儀なくされ,お互いの顔の表情が分からず,以前のように元気な挨拶ができない状況でした。ようやく4月よりマスク着用が必須ではなくなり,多くの子どもたちがマスクをつけずに登校するようになりましたが,3年間のブランクのせいか,なかなか以前のようなはっきりとした挨拶の声は聞こえてきませんでした。
 今週は,執行委員の子どもたちのがんばりのおかげで,声を出して挨拶をする子が増えてきました。中には「6年生が挨拶がんばってる」とつぶやく子もいました。
 挨拶の4か条である「あ」明るく,「い」いつも,「さ」先に,「つ」続けることを意識してほしいと思います。相手からの挨拶に返すのではなく,自分から先に,笑顔で,明るく,元気よく,気持ちの良い挨拶を続けてほしいと思います。
 「おはようございます。」今朝も正門前には,元気な声が響いていました。

校長 原山 稔郎