立春を過ぎ,あちらこちらから梅だよりが届き,少しずつ春が近づいているのを感じます。
 緊急事態宣言の期間が延長されましたが,全国的に感染者の減少が続いていますので,ほっとした気持ちになります。しかし,まだまだ油断はできません。今後も,徹底して感染予防対策に取り組みます。
 さて,カトリック教会では昨日2月11日は,ルルドの聖母の記念日であり,「世界病者の日」でした。世界病者の日は,2代前の教皇ヨハネ・パウロ2世によって1993年に定められました。この日には,全世界の病気で苦しんでいる人に,ふさわしい援助の手がさしのべられるように祈ります。教皇は,毎年この日に,メッセージを発表されます。

2021年「第29回世界病者の日」フランシスコ教皇のメッセージカトリック中央協議会のサイトへのリンク)
https://www.cbcj.catholic.jp/2021/01/29/22035/

 全世界で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい,多くの人々が苦しんでいます。病床にある人々に癒しが与えられ,医療従事者や病者に寄り添う人の健康が守られますように。そして,感染症が一日も早く終息することを願い,心をこめて祈ります。

校長 原山 稔郎