本校には毎月の月目標があり,今月は「感謝」です。11月最初のテレビ朝礼で,私たちは普段の生活で,多くの人と関わり,多くの人の助けやお世話によって生きていること,こうして学ぶことができるのはあたりまえではないこと,日々,感謝の心を忘れずに過ごしてほしいと,子どもたちに話しました。
 食事や洗濯など目に見える形になったものには感謝を感じやすいですが,学校内のお手洗いや洗面所,廊下,学校周辺の歩道がきれいに保たれているのはどうしてか,考えてほしいと思います。身のまわりには,意識して見ようとしなければ見えないものが多くあり,気づかずに通り過ぎてしまうこともあるでしょう。でも,それを見過ごさず,気づいてほしいです。
 感謝の気持ちを伝える手段として,「ありがとう」の言葉がありますが,感謝の気持ちがあっても,言葉に出さなければ相手には伝わりません。積極的に声に出して伝えてほしいと思います。
 心の目を大きく開いて「有り難いこと」をたくさん発見し,神様からいただいたたくさんのお恵みにも感謝しながら生きていってほしいと願っています。

校長 原山 稔郎