「♱ 神さま,私たちがよくものを考え,判断し,正しいことを実行することができますように,力をお与えください。おはようございます。」
 約3か月ぶりの登校でしたが,どの学年も元気よく登校してきました。
 そして,久しぶりの始業のお祈りでした。やはり,子どもたちの笑顔や元気な声が聞こえる学校はいいものです。
 1年生は,4月8日の入学式以来2度目の登校となりましたが,自分のクラスとクラスのカラーをしっかり覚えていました。中には,私の名前を言ってしっかりごあいさつができた子もいて,うれしかったです。
 2年生以上は今年度初めての登校となりました。学年を午前・午後と二つに分けた分散登校ですが,ようやく学校が再開できたことを本当にうれしく思っています。
 子どもたちはこの3か月間,お家の方とともに,いろいろなことを我慢したり,毎日の過ごし方を工夫したりして,感染しないよう過ごしてきたことと思います。

 

 「緊急事態宣言が解除されて,少しずつ日常の生活に戻ってはきましたが,新型コロナウイルスの感染が収まったわけではありません。今後も,この病気を防ぐため,マスクをきちんとつけること,手洗いやうがいをしっかりと行うこと,近くの人に向かって大きな声で話さないこと,電車バスの中では静かに過ごすことなど,守らなければいけないことがあります。
 自分で健康に気を付けなければなりませんし,自分の命は自分で守ることが大切です。自分を感染から守るだけではなく,まわりの人も感染から守らないといけないからです。
 このコロナウイルス感染で,命の大切さと人は一人では生きていけないことがよく分かったことと思います。どのような人の働きに支えられて、私たちが生活できるのか考えてみることも大切ですね。学校に通えるということは,当たり前ではなく,ありがたくて幸せなことだと感じたと思います。
 さあ,与えられた時間を無駄にせず,しっかり集中して授業に取り組みましょう。」

 始業式に当たり、そのようなお話をしました。
 一歩ずつではありますが,全校児童が揃う日に向けて教職員一同も与えられた時間を無駄にせず,しっかり集中して授業に取り組んでまいります。

校長 原山 稔郎