6月といえば,梅雨,紫陽花,衣替え,水無月,ジューンブライドなど様々な言葉が浮かんできます。
 初めて「水無月」の言葉を知った時には,梅雨の季節なのに「水が無い月」だなんて矛盾しているなあと思いました。あとで「水無月」は,水が無い月どころか,水が豊富にある「水の月」だと知り,納得しました。田植えが終わったあと田んぼに水を引く時期であることから,水の月=水無月と呼ばれるようになったと言われています。
 さて,6月1日から久しぶりに子どもたちが登校してきます。学校で友達と早く会いたいうれしい気持ちと,久しぶりで不安な気持ちとが入り混じっていることでしょう。一人ひとりに,「お帰りなさい」「よく来たね」という気持ちで迎えたいと思っています。
 紫陽花が少しずつ色づき始めています。雨の日の沈みがちな気持ちを明るくさせてくれる紫陽花。花の色が濃くなるにつれて,子どもたちの元気な声が学校内に響き渡ることでしょう。教職員一同,全校児童が揃う日が待ち遠しいです。

校長 原山 稔郎