秋らしくさわやかな気候の下,6年生の修養会が行われました。本来なら,慌ただしい学校を離れ,静かな自然の中にある山の家に行くのですが,コロナの感染予防のため初めて学校内で実施しました。
 一日中沈黙のうちに自分の内面と向き合い,小学校生活や自分自身について振り返り,今後の自分について考えることが修養会の目的です。今年は聖ヴィアトール修道会セルジュ・ウィリアム神父様のご指導を受けました。 
 修養会のテーマは「祈り」。実践的な祈りと主の祈りについて神父様のお話を伺い,お話をもとに,沈黙のうちに自分自身を振り返り,先生や友だちと分かち合いをしました。

 2度のお話と分かち合いのあと,最後は6年生と一緒に先生方も参列し,みことばの祭儀でしめくくります。神父様は今日1日のまとめをしてくださり,各クラスの代表が修養会の学びを共同祈願として祈りました。そしてみことばの祭儀の最後に,6年生は一人ひとり神父様に按手をしていただき,神様の祝福をいただきました。

 

 修養会を過ごした6年生は,毎年このあと一回り大きく成長します。「祈りの秋」の1日の体験が,今後の心の糧となりますように。

校長 原山 稔郎