カトリック教会では,クリスマスの前の待降節を過ごしています。英語ではアドベントといい,「救い主の到来」という意味のラテン語が語源だと言われています。救い主であるイエス・キリストの到来を待つことで,クリスマスを準備する期間という意味と,この世の終わりに再びキリストが現れるというキリスト教の教えをあらためて思い出すという意味があります。
 子どもたちは,イエス様が喜ぶ良い行いを実行することを考え,毎日アドベントカードに記しておささげしています。

 

 校内には中央階段の前に馬小屋の飾りが置かれ,正門奥と講堂にはクリスマスツリーが,各教室にはアドベントリースが飾り付けられました。校長室にも先生方がアドベントリースを飾ってくれました。その他,さまざまな場所にも,クリスマスの準備が整いました。
 また,アドベントリースには4本のろうそくが置かれていて,待降節の日曜日ごとに新たに1本ずつ火を灯していきます。今はまだ1本目,クリスマスが近づくにつれて,明るさが増していき,目に見えてクリスマスが近づいてくるのがわかります。
 あとは心の準備。私たちの小さな行動で,まわりの人を明るい気持ちにし,喜びのうちにイエス様の誕生日を迎えることができるよう,日々の生活を送りたいと思います。

校長 原山 稔郎