『 Ave Maria・・・誇りと喜びを歌に込めて 』 

3月某日午後のNDホール。第53回卒業式の練習が、様々な眼差しに見守られながら粛々と進んでいました。

      凛とした6年生の姿を見つめる在校生(5年生)      心を込めて名簿を読み上げる担任の先生  

         

温かく、そして厳しく見守ってくださる校長先生 卒業式当日を見守ってくださるイエス像から見た会場

 6年生のみなさんとは、入学以来、たくさんの歌を一緒に歌ってきましたね。卒業式を間近に控えたこの日、久しぶりにみなさんと顔を合わせ、聖歌「ごらんよ空の鳥」を歌い、答唱詩篇「神のことば」を歌い、「Ave Maria」を、そして「Praise The Lord」を英語で歌いました。その歌声のなかに、心身ともに逞しくなったみなさんの確かな成長を感じ、卒業と進学を目前にした入り混じる不安と希望を感じました。 ラテン語のテキストで歌われる「Ave Maria」を聴いているとき、その歌声の底に流れる温かく純粋な祈りの心を感じ、さすがにカトリックの学校で学んだ子どもたちだなと感心しました。そして、これこそノートルダムの卒業生だ・・・・と。  多くの眼差しに、時にやさしく、時に厳しく見守られながら、みなさんは新しい羽ばたきを始めています。

 6年生のみなさん、卒業式ではノートルダム学院小学校で共に学んだ誇りと喜びをもって、祈りの歌を高らかに歌い上げてください。 ご卒業おめでとうございます!

音楽科  寺下 徹