6年生の球技大会はフラッグフットボールでした。小学校生活最後の球技大会が、悔いの残らないものに するため、日々の練習を積み重ねました。

大会の後は、恒例の特別賞の贈呈です。各クラス「ナイスプレー賞」と「フェアプレイ賞」が選ばれました。 しかし、それだけでは飽き足らず、MVP賞とTIP賞を選びました。MVP賞はもちろん、大会を通して 最も活躍した選手が選ばれます。TIP賞は(とっても いんしょうにのこった ぷれい)という言葉の 頭文字をとったものです。今年のTIP賞は、試合の中で、何度もパスのキャッチミスをしていた子が、 終了間際に逆転のパスキャッチをしたシーンで選ばれました。「やる時にやった男」として、クラスの みんなが選んだのです。

本校の校長が日頃から「私は、ほめるのが大好きな校長先生です」と言います。その言葉通り、私もほめるのが好きです。各賞に選ばれた子ども達は、思春期の恥じらいもあってか、大げさには喜びません。しかし、賞状を受け取るときの顔は、紛れも無く充実感に満ち溢れていたように感じます。ほめることの大切さ、それに改めて気付かされた一日でした。

 

 

6年生担任 松谷如雪