ノートルダム学院小学校では、行事で宿泊する民宿、ホテルには必ずあいさつに行き本番の打ち合わせを行います。今の時代パソコンを使えばメールでも打ち合わせが出来ますし、テレビ電話も可能です。しかし、現地を直接見ることでスケジュールを円滑に進めることが出来ると共に、やはり大切な児童を預かってくださる宿の方には直接お会いし、お世話になる方々に「宜しくお願いします」と伝えたいです。またそこから信頼関係が築けると思います。

先日、朝7時に学校を出発して菅平に下見に行き、実際にスキー学習で立ち寄るパーキングエリアで施設を確認しました。そして菅平の宿舎に着いたのが13時を過ぎていました。宿の方とスケジュール等の打ち合わせを行い、続いてレンタルスキーを貸してくださるお店、スキーを教えてくださるスキー教室の先生、そして万が一、体調を崩した際にお世話になる菅平診療所など、すべての方々に挨拶をし、そこから学校にもどってきたのは21時を過ぎていました。菅平の宿舎の方からは、「先生、京都まで帰るの大変だから今年ぐらい泊まっていってください」とやさしい言葉も頂きました。効率というものを考えると、確かにこれらの打ち合わせはメールや電話で出来るかもしれません。人によっては無駄な労力と思うかもしれません。しかし、やはり子どもたちの安全確保と有意義な学習のためだけでなく、こういう人との繋がりを大切にしていきたいと思います。

体育部 中藪 大意樹