みなさんは、幸せですね。

 

先日宗教放送を担当したとき、 フィリピンに行ったときの体験を話しました。スモーキーマウンテンで ごみの中から売れそうなものを拾い集めて生活している10歳前後の子どもたちがいることを伝えたかったのです。その子どもたちは、生きていくために、ゴミの山の中から、リサイクルするペットボトルや鉄をより分けて集める仕事をしています。来る日も来る日も、食べるために毎日働いています。一日中働いても、たったの200円くらいにしかならないのに・・・・・・。同じ人間なのに、同じ子どもなのに、その境遇は、ノートルダム学院小学校に通う子どもたちと、まるで違います。違うことを知って欲しかったのです。この地球上に、そのような子どもたちがいることを・・・・・・。 でも、その子どもたちと、ノートルダムの子どもたちと共通していることがあります。それは、自分が不幸だとは思っていないことです。みんなとっても明るいことです。そして、毎日神様に一生懸命にお祈りをするところです。わたしからノートルダムの子どもたちへの願いは、自分以外の人たちに思いをよせて、神様にお祈りをしてほしいということです。もし、できるなら、自分の欲しいものを少しがまんして、お小遣いを献金してください。世界中の人々が、少しでも平和に、そして幸せに暮らせるように、あなたの力を貸してください。 神様に、あなたのお祈りをお捧げしてください。そして、健やかに成長してください。

 

                                                               4年生担任 中塚 博之