日本各地で猛暑日が続いています。熱中症対策をしながら,基本的な感染予防のルールを守って,感染症を防ぐ日常生活を送ることは,なかなか難しいと思いますが,子ども達は元気に過ごしていることと思います。皆さまも,どうぞご自愛ください。
 さて,8月には忘れてはならない日があります。6日と9日と15日です。毎年,原爆が投下された6日と9日に行われる,子ども達の「平和への誓い」に感動します。ウクライナでの戦禍もやまないこの夏,二度と繰り返してはいけない戦争は,なぜ起こるのでしょうか。平和とは何か,ご家族で考える時間を持たれてはいかがでしょうか。
 また,お盆の8月15日は終戦記念日であると同時に,聖母被昇天の祝日です。聖母マリアが栄光につつまれて天の国へ上げられたことを,カトリック教会ではお祝いします。
 77年前の広島・長崎の原爆の被害を知っている私たちは,平和の実現のために聖母マリアの取り次ぎを祈ることができるのではないでしょうか。聖母は御父のもとで,世界の平和を祈り続けておられるに違いありません。

 カトリック教会では,8月6日から15日まで「日本カトリック平和旬間」として,平和について考え,祈ります。世界平和のために,ともに祈りを捧げましょう。

2022年平和旬間 日本カトリック司教協議会会長談話
平和は可能です。平和は義務です。
https://www.cbcj.catholic.jp/2022/07/11/24906/

校長 原山 稔郎