カトリック教会では,12月24日までの4週間を待降節と呼び,イエス・キリストが誕生するクリスマスを待ち望み,心の準備をしながら過ごす期間とされています。今年は11月27日(日)から始まりました。
 待降節はアドベントとも言い,「救い主の到来」という意味のラテン語が語源だと言われています。救い主であるイエス・キリストの到来を待ちながらクリスマスを準備する期間という意味と,この世の終わりにキリストの再臨があるというキリスト教の教えをあらためて思い出すという意味があります。
 待降節の間,学校では子ども達はイエス様が喜ばれるよい行いを進んで実行し,それをイエスさまに毎日お捧げします。
 馬小屋,クリスマスツリー,アドベントリースやカレンダーなどが飾り付けられ,クリスマスを待つ準備が整いました。また,アドベントリースには4本のロウソクが置かれ,日曜日ごとに新たに1本ずつ火を灯していきます。今週はまだ1本目ですが,クリスマスが近づくにつれて,明るさが増していき,クリスマスが近づいてくるのが目に見えてわかります。
 小学校正門前のクリスマスツリーは夕方から点灯していますので,隣接する女子大学の美しいイルミネーションとあわせてお楽しみください。

校長 原山 稔郎