今年度も最終月3月となり,いよいよ学年末。登校日も残り少なくなりました。中庭の梅の花も三分咲きとなり,春の訪れを感じます。学校では,どの学年も1年のまとめと進級に向けての準備に取り組んでいます。
 先日の朝のテレビ放送で,子ども達に「有終の美」について話をしました。「美しく終わる」ためには,「最後までやり遂げる」,または「最後に素晴らしい成果を残す」という意味を一人ひとりがしっかりと捉え,学習のまとめだけではなく,服装や言葉遣い,時間を守るなどの正しい生活態度にもきちんと取り組んでほしいと話しました。また,何かを始めることは誰にでもできますが,最後までやり遂げることは難しいということも伝えました。学年の終わりは,新しい学年へと続きます。子ども達に,有終の美を飾ってほしいと思っています。

校長 原山 稔郎