6年生は、3月15日、卒業式当日の朝、東北地方太平洋沖地震で被災された方々のために募金活動を行いました。

前日の3月14日、朝の校内テレビ放送で、被災された方々のために全校児童がともにお祈りをささげました。その日、児童会執行委員の6年生児童が「卒業まであと一日しかなくても、自分達にできることをしたい」と申し出て、募金箱を作り、卒業式当日の朝、正門に立って募金活動をすることになったのです。

卒業式の日は、列席する5,6年生しか登校しません。6年生の児童会執行委員の子ども達に有志児童が加わり、正門で同級生に募金を呼びかけました。

また、列席する保護者の方々や5年生にも協力を呼びかけました。

卒業式が始まるまでの限られた時間ではありましたが、多くの募金が集まりました。

卒業式では、犠牲者の方を悼み、全員で黙祷を捧げました。

卒業式の後の昼食会で、児童会執行委員から校長先生へ募金箱が手渡されました。保護者の方々も父母の会として募金活動を行ってくださり、またそれとは別に父母の会からの義援金も用意しておられました。

昼食会の終了後も保護者の皆様が児童会と父母の会のそれぞれの募金箱に次々に募金をされました。

6年生が「たった一日でも何かしたい」と始めたこの募金活動は、5年生に引き継がれました。これから最高学年になる5年生児童が、その気持ちも受け継いで、自分達にできることを実行していきます。