9月25日(土)、理科部主催のわくわくサイエンスが行われました。

今回のわくわくサイエンスは1年生・2年生対象でした。子ども達はサイエンスコーナー前で受付を済ませ、NDシアターで時間まで待ちました。参加者の中には、開始時刻の1時間以上前に学校に来る児童もいて、子ども達の期待が理科部教員に伝わってきます。今回の参加者は全部で1年生・2年生の34名、保護者の方は17名でした。コンピューター画面に示された手順を確認してから、最初の「ひらひらシャトル」を作り始めました。

 

ひらひらシャトルは、折り紙1枚を半分に切って使います。

 

折り紙を何度か折り、羽の部分をはさみで切ります。また、先端が重たくなるように紙飛行機のように二回折ります。これを空中に投げると、ひらひらと回転しながらゆっくり落ちてきます。それは、花びらが風に舞う姿とよく似ています。子ども達からは、「うわーきれい!」とあちこちからつぶやく声が聞こえてきました。

 

次は、「スーパーボールでロケット発射」です。スーパーボールと竹串1本、ストローを使います。

   

スーパーボールに竹串を差し込み、半分に切ったストローを差し込みます。その時に、ストローの先端にビニルテープを4回~5回巻きます。このビニルテープを巻いた方がおもりとなります。

 

 

スーパーボールの反発力を利用して、床に落とすとストローロケットは空中に飛び上がります。理科室前で打ち上げを楽しむ子ども達の実験の様子です。
最後は、「飛べ!ゴボウロケット」の制作です。

 

これは、ゴボウを店頭で販売するときに入れる袋を利用したものです。2年前のわくわくサイエンスでは、かさ袋を利用して作りましたが、今回の袋の方がよく飛びました。

 

まず色画用紙に印刷されたロケットの先端部分のノーズを切ったり、羽を切り取ったりします。

 

次に、ゴボウ袋に息を目いっぱい吹き込み、袋の先端を何重にもぐるぐる巻きにして、セロハンテープで息が漏れないようにします。このあとは、ロケットに羽などを取り付けると完成です。全員でNDホールに移動したあと、ロケットを飛ばす実験をしました。今回は、ロケットの羽を少し角度をつけて取り付けたために、ロケットは回転しながら飛んでいきます。20メートル近く飛ばすことができた子どももいました。参加された保護者の方もゴボウロケットを作り、子ども達と一緒になって飛ばす競争もしました。くるくると回転しながら飛ぶゴボウロケットは、とても楽しいものでした。

 

参加者全員で記念写真を撮り、今日の振り返りの後、家路につきました。楽しい土曜のひとときを過ごすことができました。次回のわくわくサイエンスもお楽しみにお待ちください。


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