5月15日(土)今年度第1回目のわくわくサイエンスが行われました。

ノートルダム学院小学校の「わくわくサイエンス」も3年目(一昨年度は6回実施、昨年度は5回実施)を迎えました。5月15日(土)第1回目のわくわくサイエンスがR13の教室で行われました。その時の様子を紹介します。今回のわくわくサイエンスは、3年生・4年生対象です。児童28名、保護者7名の参加で始まりました。

今回のめあては、①ストローロケットで遊ぼう ②食品トレイで遊ぼう ③ドライアイスの不思議 の3つです。

 

今回のわくわくサイエンスも理科部の教員が中心になって開催しました。

 

まず最初に、ストローを使っての実験です。大きめのストローの先端をティッシュでふさぎ、一回り小さいストローをその中に入れ、息を吹き込み、中の小さいストローを飛ばす実験です。ご家庭にある身近な材料を使っての実験ですが、10メートル以上飛ばすことができた子どももいました。(上の写真は、ストローがどれだけ飛ぶか競争する子ども達の様子です。)

 

次は、発泡スチロールを使い、小さな船形に切り、後尾に台所用洗剤を少しつけます。この船形を水を入れたボウルの中に浮かべると、船が走り出します。ボウルの中が界面活性剤でいっぱいになると、この船は走り出しません。その時は、水を入れ替えるとまた走り出すという実験でした。

 

 

   

最後のわくわくサイエンスは、ドライアイスの不思議です。

 

小さく砕いたドライアイスを軍手を使い、ゴム風船につめていきます。

 

 

すると、固体のドライアイスが昇華してゴム風船が膨らんできます。ドライアイスは、固体の状態から気体に昇華すると、体積が700倍にも膨れることを利用したものです。ドライアイスを入れた子ども達の風船の中には、直径が30cm以上膨らむものも現れました。

 

次は、紙コップにアルカリイオン水を入れ、ドライアイスを少量混ぜた水をしばらく眺めてもらいました。紙コップの中からは、煙のような泡が湧き上がってきます。その水を子ども達にストローでほんの少し飲んでもらいました。(おいしくなく、舌をちょっぴりさすような感じです。)さらに、ドライアイスが溶け込んだ水に、今度はスティックシュガーを入れてかき混ぜ、再度ストローで飲んでもらいます。(少し甘くなり、サイダーのような味になりました。)子ども達からは、「ジュースや」「サイダーや」と言う声が聞こえてきます。

子ども達に炭酸飲料の原理を学んでもらいました。市販されている炭酸飲料には、もっとたくさんの砂糖が入っているのです。

楽しい半日でした。次回のわくわくサイエンスも、お楽しみにしてください。