今朝は冷え込みが厳しく,運動場の人工芝には霜柱が立っていました。でも,子どもたちは元気いっぱいです。三密を避けるルールを守りながら,たくさんの子どもたちが外で遊んでいました。
 今日から2月です。ついこの間,新年が明けたと思っていましたが,月日が経つのは早いものです。「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言いますが, 1月はお正月休みがあり,2月は元々28日(29日)で短く,3月は年度末なので忙しく,月日が駆け足で過ぎてしまうことを例えた言葉です。言葉通りに,あっという間に新年度になりそうです。
 さて,今日から数回にわたり,保護者の方による「こども未来プロジェクト お父さん・お母さん講座」と称して子どもたちへの授業が行われます。今回は,8名の方に関わっていただき,それぞれご自分のお仕事やそれに関係する専門的なこと,得意とされていることなどを,子どもたちが興味を持つことができるように,映像や実物を見せたり,ワークシートを使ったり工夫を凝らして授業をしてくださいます。3月まで学年ごとに実施する予定です。
 授業をしてくださる保護者の中には,私が担任をしていた頃の教え子がいます。第1回目の授業は,保護者であり,卒業生であるその教え子が担当でした。かつての担任がいても堂々としたもので,緊張など微塵も感じられず,自分が小学校在学中のエピソードや,クイズ形式も取り入れ,楽しくいい授業となりました。さすがその道のプロです。クラスで取り組んだSDGsの学習と違い,企業目線からのSDGsの取り組みの紹介があり,目標達成までの実際の苦労や悩み,達成した時の喜びなど貴重なお話を聞くことができました。内容が新鮮だったので,子どもたちも興味を持って最後まで真剣にお話を聞いていました。
 教え子の成長や活躍を知ることは教師としてとてもうれしいことです。今回はこのような形で教え子の活躍を知ることができ,幸せなひと時でした。

校長 原山 稔郎