心地よい秋の風が吹きコスモスが揺れる今日この頃です。本日,今年度前期を終業いたします。
 延長した夏休みが明けてから1か月,デルタ株の蔓延によって新たに子どもたちへの感染が広がる状況の中,緊急事態宣言も延長され,不安と心配をかかえながらの教育活動でした。こうして無事に前期学期末を迎えるにあたり,様々な取り組みにご理解とご協力をいただいたことに,改めて保護者の皆様をはじめ,学校関係者の皆様,すべての皆様に感謝申し上げます。
 明日からの秋休みは短いお休みではありますが心も体もほっとひと息つき,子どもたちが新しい気持ちで後期をスタートすることができますようにと願っています。
 緊急事態宣言解除を受けて,10月からの学校生活につきましては,可能な限りの感染症予防対策を行った上で,子どもたちの「接触」「密集」「近距離での活動」「向かい合っての発声」などを伴う教育活動につきましては,特に配慮して進めていきます。
 秋は実りの季節です。友だちと学び合い,心と体を磨き,ノートルダムの教育目標である「よく祈り よく学び もっている力をよく伸ばし それを使って人に奉仕しよう」の精神を実行して,コロナで制限されていたためにできなかった様々な「人」「もの」「自然」そして「自分」との関わりを取り戻すことができますように。

校長 原山 稔郎