あけましておめでとうございます。
 2022年の初めにあたりまして,謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 カトリック教会では,1月1日を「神の母聖マリア」の祝日とし,新年のミサの中で聖母マリアに祈りを捧げます。重ねて教会は年の初めのこの日を「世界平和の日」と定めて,世界平和実現のために祈ります。コロナ下で苦しんでいる私たちに寄り添ってくださる聖母マリアに寄り頼み,この苦しみから解放され,世界に真の平和が訪れますように。
 さて,新型コロナウイルス感染症が急激に地球規模で拡大する日々が続く中においても,私たち一人ひとりが新たな過ごし方を考え工夫し,困難を乗り越えて新年を迎えることができました。神さまに感謝し,共に祝いたいと思います。
 昨年も,これまでに例のない様々な経験が何度もありました。オンライン授業をはじめ,毎日の健康観察や消毒の徹底,密を避けた授業,行事や課外活動の延期や中止など感染防止のための対策を行いながらの日々の教育活動は試行錯誤でした。これでよかったのかどうかと悩むことも多々ありました。そのような中においても,皆様のご理解とご協力により,様々な困難を乗り越えることができ,感謝の思いでいっぱいです。
 今年も,何ができるかを模索する日々は続きそうですが,教職員一同最善の努力をし,保護者の皆様のご協力をいただきながら,乗り越えていきたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ノートルダム学院小学校
校長 原山 稔郎