クリスマスが近づくと,思い出す話があります。イエスさまのために何かいいことをしたり,犠牲を捧げたりするたびに,空っぽの飼い葉桶に,わらが1本ずつ増えるといわれます。クリスマスまでに,たくさんのわらで飼い葉桶が満たされると,イエスさまがふかふかのわらのベッドで眠ることができるというお話です。

  「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは,
   わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ25・40)
とイエスさまは教えます。

 今年も多くの人にお世話になったことを思い出し,自分のまわりの小さなイエスさまに自分がどれだけのことができたのか,反省しながら今年1年を振り返っています。

校長 原山 稔郎