秋空が広がり,空気も澄んで,過ごしやすい気候となりました。
 先日,国際宇宙ステーション「きぼう」を見ました。ちょうど雲の多い夜空でしたが,雲の切れ間をぬって動くきぼうを見つけることができました。この日は,京都の上空を通過すると調べていたので,自宅前から肉眼で見ることができました。

国際宇宙ステーション「きぼう」についてのホームページ
 https://lookup.kibo.space/

 このサイトを見ると,「きぼう」が通る時刻や方角などが正確にわかります。「きぼう」は,地上から400キロ上空を飛んでいて,90分で地球を1周しています。光って見えるのは太陽の光が当たっているからだそうです。そこに日本人も搭乗していると考えると,わくわくしてきます。
 緊急事態宣言が解除されたとはいえ,まだまだ世界はコロナで危機的な状況です。「きぼう」にあやかり,希望をもって前向きに進んでいきたいものだと思いました。
 人類が初めて月に降りた日から52年が経ちました。当時,小学生だった私は,月面着陸の放送を見てから星や宇宙に興味を持ちました。星はいくつぐらいあって,宇宙はどこまで続いているのだろうか。宇宙の果てはどうなっているのだろうかとよく考えました。時には,なかなか眠ることができない夜もありました。
 将来、この壮大な宇宙に興味と関心を持ち,宇宙飛行士や宇宙ステーションで働く人が,ノートルダム学院小学校から出ることを楽しみにしています。

校長 原山 稔郎