昨日は大寒でした。一年で一番寒いころだと言われていますが,その通りここ数日最高気温が5度以下の厳しい寒さが続いています。
 昨夕より降り始めた雪が,今朝になっても降り続いています。京都市には大雪警報が出され,学校のまわりは一面の銀世界です。そんな中,4年生はスキー学習に出かけて行きました。今日の滋賀県箱館山は大雪で,スキー学習が堪能できることでしょう。
 大阪生まれの私は,子どもの頃に雪遊びをした記憶がほとんどありません。本校に勤めて初めて,雪が積もるということ,雪で車が出せなくなることを経験しました。当時は今よりもよく雪が降りました。若かった担任時代には,子どもたちと雪遊びをして運動場を走り回り,雪玉を投げる標的にされたことなどを思い出します。雪が降ると,大人は困ることが多いですが,子どもたちは大喜びで雪合戦や雪だるまなどを作り,雪の寒さも関係なく元気に遊びます。
 年明けより,感染力が強いとされる変異株オミクロンによる感染が急増し脅威を感じます。コロナの影響で,先行きの不透明感を拭えない状況が続き,明るい話題が少ないですが,雪にまみれて遊ぶ子どもたちの元気な姿に,一瞬,コロナ禍を忘れてしまいます。
 あれから30年以上がたち,もう子どもたちと一緒に走り回る体力がないのは残念ですが,見守ることはできます。

校長 原山 稔郎