3月11日(火) 男女一緒に学ぶ「月経の手当て」
ここ数年で、大学受験や高校入試において、生理による体調不良時には追試験を受験できるといった配慮がなされるようになってきました。生理痛に苦しむ人が多い中、社会で少しずつ理解が進みつつあることをうれしく感じます。最近では、企業の社員研修において、互いの理解につなげようと生理痛体験や妊婦体験を取り入れているところもあるようです。
本校としても、今冬、4年生が男女一緒に月経のしくみや手当てについて詳しく学びました。生理用ナプキンを見るのも触るのも初めての子たちばかりなので、興味津々にじっくりと観察したり、恐る恐るカバーをはずしたりと、反応は人それぞれ。どのクラスも、みんな、とっても真剣に話を聞いてくれていたのが印象的でした。そして、互いを理解しようとする姿勢や知識を育んでいく使命と責任を改めて感じる機会となりました。
月経の手当てといえば、私が子どものころには、女子だけカーテンの引かれた教室に集められて、保健の先生から話を聞くのが通例でしたが、本校ではこれからも男女一緒に学ぶ機会を作っていきたいと思います。
登録日: 2025年3月11日 /
更新日: 2025年3月11日