「発酵って何?」

5年生家庭科では特別授業がありました。

自分たちで味噌を仕込む前に、「麹」について学ぶ時間です。

嵐山にある『発酵食堂カモシカ』の関さんに来ていただき、「麹」についてお話を聞き、「甘酒」「味噌」の食べ比べを行いました。(梅酢の味見もあり、子ども達はその味に驚いていました!!)

「発酵食品は食べたことがない」と言いながら、朝ごはんに「ヨーグルトを食べた!!」「納豆を食べた!」と、私たちはたくさんの発酵食品に囲まれて生活していることを知りました。「キムチって作れるの???」と驚く声も!!

同じ甘酒でも味の違いがある…味の違いは素材にある…素材が違えば分解の構図が変わる…小学生でも分かるように麹の働きを丁寧にお話ししてくださり、とても貴重な時間となりました。

また、味噌の選び方・塩の選び方など、自分たちがこの瞬間から意識できることも教えていただきました。子ども達が、家に帰ってどのような話をするのか、聞いてみたい気持ちです。

国菌である「麹」の力…単に学んだだけでなく、その知識を生かして、いよいよ味噌の仕込みに入ります。

同じ材料と作り方でも、4クラスそれぞれの味に違いが出るのがおもしろいところです。今年はどんな味噌になるか、今から楽しみです。

カモシカ食堂の関さんご夫妻、ありがとうございました。

ノートルダム学院小学校が大切にしている「本物にふれる体験」…その大切さを改めて感じる時間をいただいたことに感謝します。


  

この特別授業の様子は発酵食堂カモシカ様のインスタグラムでも紹介されています。