京都、大阪、遠くは広島からカトリック学校宗教部の先生をお迎えし、本校の宗教の授業を公開したり、実践を紹介したりしました。
 本校では宗教部が毎月の言葉を選んでいます。朝の宗教放送で子どもたちにその言葉の意味を話し、一ヶ月の間、子どもたちにその言葉の意味を考え、実践するよう促しています。7月の言葉は「奉仕」です。宗教の公開授業でも「奉仕」について考えました。
 この宗教の授業を通して子どもたちの考えたことを紹介します。

・いろんな人に親切にする心を持ち、自分にできることは協力してあげられたらいいと思います。
・困っている人がいたら助ける。
・夏休みはお母さんがいつも大変だから、皿洗いとか、洗濯ものとか、お手伝いをしてあげたいです。
・このお話を読んで僕はボランティアをした方がいいと思いました。たまにはどうして誰も見てくれへんのやという人もいるけれど、イエス様が見てるからがんばる。

 参加の先生方からは、次のような意見・感想をいただきました。

・ノートルダム学院小学校の子どもたちは、自分の考えていることを素直に発表する子たちが多いですね。
・自由にいろいろな考えを出す子どもたちがいるからこそ、話し合いも深まっていくのですね。
・自分ならどうするという問いかけが子どもたちに響いていてよかったです。

 「奉仕」に対してありがとうと感謝してもらえると私たちはうれしくなります。私たちはそもそも誰かの役に立つことで喜びを感じるようにできているのだと思います。
 私も自分がしてほしいと思うことを周りの人にしてあげなさいというイエス様のみ言葉を実践していきたいと思いを強くしました。