先日の帰りの会でのことです。
私が序盤は離席していて、途中から教室に入ったのですが、
特に問題もなく進んで、最後にお祈りをしてさようなら、と挨拶してから
あることに気が付きました。

「漢字検定の宿題プリントを配りわすれていた!」

と焦る私。漢字検定は子どもによって受検級が違うので、配るプリントも一人ひとり違い、何かとややこしいものなのです。
みんなは既に下校し始めているし、これはしまったと思っていたら、ランドセルを背負った子どもたちからさりげない一言が。

「先生、帰りの会でみんなに声かけて、それぞれプリントをとっていたので大丈夫だと思いますよ。」

なかなか気の進まない宿題。
先生が言い忘れ、配り忘れていようものなら、そのままにしておきたいと思う子どもがいても不思議ではないようなことなのに…。

小さなこと、当たり前のことなのかもしれませんが、
子どもたちは立派に自治ができているのだと、心から感動した出来事でした。

漢検がんばれ!