12月8日、ノートルダム学院小学校は55周年を迎えます。明日のノートルダム学院小学校の創立記念日を祝って、創立記念の集いを持ちました。

インフルエンザ感染予防の観点から、NDホールで全校児童が一堂に会することはせず、テレビ放送で祈りの式を行いました。

本校は1954年(昭和29年)に設立されました。第二次世界大戦後の荒廃した日本に“教育による復興”をと、アメリカのノートルダム関係者がバザーを行った収益や善意の寄付で、本校を設立したのです。


<Notre Dame goes to Japan と書かれたポスター>

61年前に日本にやってきたアメリカのシスター達の話を子ども達はテレビを通して、各教室で聞きました。

子ども達はモノクロの写真からも歴史を感じている様子でした。60年近く前の建設中の建物の写真が今、自分達のいる校舎だと知って、感嘆の声が上がりました。

「今までのノートルダムの歴史は、先輩である卒業生が作ってきました。これからのノートルダムの歴史は、みなさんが作るのです。」
子ども達も伝統あるノートルダムの一員として、気持ちが引き締まったことでしょう。

校長先生から、東西ロッカー出入り口にある2つの大理石像のお話がありました。聖ドミニコ サビオと聖マリア ゴレッティーです。少年と少女のそれぞれのお手本として、1957年(昭和32年)から登下校する子ども達を見守っています。

「めぐみあふれる」の祈りを聖母マリアにささげて、祈りのひとときを持ちました。

 

これからもノートルダムの子ども達が「徳と知」を身につけて成長していくことができますように。


<聖ドミニコ サビオ像(西ロッカー)と聖マリア ゴレッティー像(東ロッカー)>