12月1日、京都私立小学校連合会人権教育研修会が本校で開催されました。

今年度は、本校が2007年度から取り組んできた「SSE(ソーシャル・スキル・エデュケーション)」の公開授業を行いました。京都私小連の各校の先生方がその授業を参観されました。

授業の前に、毎朝行っているテレビ放送を行い、他校の先生方にも見ていただきました。この日のプログラムは、「京都・奈良私立小学校連合会ドッジボール大会」の報告と 「京都新聞小・中学生新聞コンクール」で入賞した児童へのインタビューです。(テレビ放送のスタッフは放送委員の児童達です。)


続いて、6クラスで公開授業が行われました。

SSE(ソーシャル・スキル・エデュケーション)とは―

対人関係を円滑にするためのスキルを学び、よりよい人間関係をきずき、自他共に大切にする心を養うことを目的としています。3つのプログラム(「きき方・話し方」、「トラブル解決」、「自分を見つめる」)で構成し、年間約10時間の授業を行っています。

1年4組 「ともだちのかおを見よう」

3年12組 「にこにこぷんぷん」

4年15組 「友達の気持ちに気付いて行動しよう」

4年16組 「わたしの気持ちはどんな気持ち」

5年18組 「いやな気持ちにならない『言い方』って」

6年21組 「わたしのストレス対処法」

ソーシャルスキルを身につけることで、互いに認め合うことができ、よりよい人間関係を築く一助になると考えています。

それは、本校のめざす児童像 「自分も人も大切にする子ども」 であり、また、本校の目標である 「ミッションイメージ」 (『尊ぶ』―人と自分、物と自然の全てに敬意をもって向き合う)とも共通しています。

今後も、他者への思いやりを育んでいけるよう、授業研究を重ねながらSSEの実践に取り組んでまいります。