5月13日と15日の両日、山の家で毎年恒例の田植えがおこなわれました。

おととしまでは5年生が、そして昨年は4年が一連の稲作作業をおこないましたが、今年度は4・5年が力をあわせての田植えをすることになりました。

そのねらいは、去年、一度経験している今の5年生が、4年生にリーダーシップを取り、教えてあげることです。

13日はR15・19とR16・20の4クラスが山の家へと向かいました。

前の日まで3日間、真夏を思わせる暑さでしたが、この日は平年並みの気温にもどりました。また、ゆうべからの雨も上がり、山の家の木々の緑もあざやかに160人の児童を迎えてれくれました。

まず、山の家校舎の1階に集合し、地元で農業を営んでいらっしゃる方から田植えの植え方だけでなく、稲作全般のお話を聞きました。

 
 

さあ、田植えの始まりです。

昨夜の雨のせいで、田んぼの水は少し冷たかったようで、最初、歓声とも悲鳴ともつかぬ声があちこちで上がりましたが、だんだん水がぬるく感じられてきたようで次第におさまりました。

今年も約2俵分のうるち米ともち米の実りを願い、心を込めて苗を植えていきます。

 
 
 
 

4年・5年パートナーでの田植えということで、仲良しシーンも目立ちました。去年、経験している5年生がいいお手本を示してくれました。

 

お昼ごはんの時でも4年生と5年生のパートナー同士のシーンが見られました。 

 

午後も作業をして、前半の田植えは無事、終わりました。

 
 

後半日程の15日はR13・17とR14・18の4クラスが山の家へと向かいました。

少し肌寒いくらいの気温でしたが、快晴に恵まれ、田植えをするにはちょうどよい気候でした。パートナー同士横に並び、5年生が4年生に教えながら植えていきます。苗がきれいな列になるように植えるために、ロープの印の通りに植えていきました。このロープは4,5年生の先生達が前もって準備したものです。

 
 
<前もってロープに印を結びつけた先生達の作業の様子です>

田植えの後は、川で泥を洗い流しました。サワガニを見つけたという子どももいて、この日も山の家の自然を楽しみました。

 

田植えが予定より早く終了したので、4年生と5年生が一緒に遊ぶ自由時間を取ることができました。

 

閉校式は5年生がリーダーシップを取って行いました。

今回植えた稲は4年生が観察を続け、秋に収穫できる予定です。もち米は全校もちつき大会で使われ、うるち米は翌年の3,4年生合同合宿での食料になります。無事においしいお米が収穫できますように。