ドキドキ…
順番が近づくにつれ緊張が高まります。とはいえ、私の出番ではないのですが…

11日は、「お話コンクール」でした。お話コンクールとは、京都の学校の代表の子どもたちが集まって、「将来の夢」、「自分の家族」など、与えられた課題の作文を書き、覚え、それをたくさんの人の前で発表するというものです。
今年も、ノートルダムからは1年生から6年生までの代表10名が参加しました。

担任している1年生の女の子の順番が近づくにつれ、ドキドキが増したというわけです。
…きっと、どの学校の先生方もそうだったことと思います。
その子は発表会前、体調を崩し、ずいぶんしんどい思いをして練習してきました。
最初は、数名の先生の前で発表するだけで「なんかはずかしい…」と言っていたのに、何十人もの前で大きな声で発表している姿に胸が熱くなりました。

どの学校の子どもたちもきっとこの日のために毎日練習を積み重ねて来たことと思います。私は1年生の会場にいたのですが、ときには笑わされ、ときには感動させられ、どの子のお話にも聞き入ってしまいました。

自分の考えを自分の言葉でお話しして伝えることは、大人にとってもなかなか難しいことです。
それを見事にやりきったのです。
賞を受賞できた子もそうでなかった子もいましたが、参加した全ての子どもたちにとって大きな自信につながってほしいです。
そしてこれからの生活においても、この経験を活かし、いろいろなことにがんばっていってほしいです。

一年生担任  瀬戸 理恵