小学生のときに、音楽でならった歌を、今でも時々口ずさむことがあります。

「まっかだな まっかだな つたの葉っぱもまっかだな もみじのはっぱも まっかだな・・・」(作詞:薩摩 忠、作曲:小林秀雄「まっかな秋」より)

「秋の夕日に 照る山 もみじ・・・」(作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一「もみじ」より)

 春の歌、クリスマスの歌も好きですが、心があたたかくなる秋の歌も大好きです。

 

 

 京都は、まさに今、紅葉シーズン真っ只中です。たくさんの観光客の中に混じって、先日私ももみじを見にいってきました。

 もみじの色は赤く色づき、なんともいえない美しさでした。よく見ると、1本のもみじの木でも赤いところ、黄色いところ、まだ緑色のところ・・・とグラデーションになっていることにも気づきました。変化の過程を見られたようで、なんだか得をした気分でした。

 

 もみじは何も人間を楽しませようと思って色を変えているのではないでしょうが、もみじをみて確かに私は心を動かされ、命のエネルギーをもらいました。木も、花も、鳥も、そして出会った子どもたちも、今そこにいることがすばらしいこと・・・もみじをみて、そんな風に思いました。

 11月の月目標は「感謝」です。実りに感謝、収穫に感謝。そして今私がいること、自然があること、子どもたちがいることに、感謝。

 

「しずむ夕日に 照らされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかな秋に かこまれている」(作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一「まっかな秋」より)

 

1年担任  秋田 幸絵