過日9月2日、本校において一期生から今年の卒業生に至るまでの同窓会総会が開かれました。12歳から65歳までの卒業生が一堂に会する、そんな同窓会総会をもてる小学校が一体ノートルダム以外にあるのでしょうか。千宗員様は同窓会会長として、この3年間本学院小学校への支援や協力、そしてノートルダム卒業生へのきめ細かな心配りをしてきて下さいました。
 特に60周年校舎建て替えの前の校舎解体に際し、「校舎お別れの集い」を計画され、全卒業生に呼びかけ実施されました。多くの卒業生たちが、懐かしい教室で恩師の先生方の授業を楽しんだり、また仲間との旧交を温めたりしました。
 また、この総会で、同窓会の会長の正式交代の式が行われました。今年度の3月をもって今期会長の千宗員様から次期会長の笹岡隆甫様に引き継がれます。これからもノートルダム学院小学校が卒業生たちの誇りであり続けますよう願っています。

 創立以来同窓会の会長様方は、卒業生たちにとってノートルダム学院小学校がいつまでも心のふるさとであることを願い、様々な形で学校を支援してきてくださいました。感謝をこめて、第一回からの会長様のお名前と主なご貢献を紹介いたしましょう。

初回同窓会会長 柿谷建夫さま 同窓会の組織と経済的基盤作り
第二回会長    饗庭一慶さま 創立45周年記念事業
第三回会長    浅見直幹さま 創立50周年記念事業
第四回会長    土井健資さま 三校合同ファミリーコンサートの実現
第五回会長    千 宗員さま 60周年に向けた諸行事への参加と協力
第六回会長    笹岡隆甫さま 100周年に向けた新しい取り組み(?)(^.^)

 20年前、本館にエレべーター棟を作る時、初期の頃の卒業生から“ノートルダムの建物には特別の愛着があるので、自分たちのイメージを損なわないようにしてもらいたい”との要望があったのを忘れてはいません。新しい校舎にも初期の頃の卒業生の思いを十分に生かしてあります。
 ノートルダム学院小学校は卒業生を誇りにしています。卒業生一人ひとりにとってもいつまでも母校が心のふるさとであるようにと願っています。

ノートルダム学院小学校名誉校長 シスターベアトリス田中範子


<創立40周年記念として同窓会から寄贈された講堂緞帳>