3年生に進級した子ども達には、新しい教科として「理科」と「社会」の学習が始まります。
 理科担当の私は、自然大好きの子ども達に変身してもらうために、ダンゴムシ探しを行いました。
 本校は昨年12月より、新校舎建築に向けて新館東の解体と祈りの森の整地(建築のため)を行いました。そのため、自然の草むらが少なくなり、野草や花、虫探しが制約されています。そのような環境ですが、北庭はまだ健在です。

 各クラスの子ども達には、班ごとに1個給食のデザートに出たカップを渡しました。このカップを使い、北庭でダンゴムシ探しをします。子ども達は、落ち葉の下、プランターの下などを協力して探し続け、小さなカップの中に入れていきます。中には、5匹や10匹近く探し出す子どももいました。
 その小さなカップの中のダンゴムシを、腐葉土と落ち葉を入れた大きな透明カップに移し、教室で観察を続け、お世話をしていきます。

 ダンゴムシ探しは、登校後やリフレッシュタイムの時間を使って北庭などで続けています。ダンゴムシは昆虫ではありませんが、虫好きの子ども達が一人でも増えてくれることを願っています。

 

                                                                   理科担当 藤島 太助