6年生にとって、6年生のときに行われる行事等は、すべて「小学校生活最後」となる。

 先日、聖母マリアのミサが行われ、最後の行事を1つ終えたことになる。

 

 明日はいよいよスポーツフェスティバル。6年生にとっては、「最後の」スポフェスとなる。

 

 中でも組体操に取り組む子どもたちの姿にいつも感動する。

 

 私自身は、背が高く、いつも土台役だった。痛くて、重くて、つらい思いがあふれるが、先生には、完璧を要求される。

 今、私も自分の先生のように、子どもたちの完璧を求め、叱咤激励をおくる。ひそかに、「土台のつらさ、本当にわかるよ。  がんばれ!」と思いながら。

 しかし、子どものころわからなかった一番下でなく、その上の子どもたちの様子も見て、感動した。真ん中は、安定しない上にのり、背中にまた一人のせる。一番上は、その高さに驚く。全員が、それぞれの持ち場で、ややふらつきながらも歯を食いしばっている姿は 美しい。

 

 どうか、明日の最後のスポフェスが、最後にふさわしい思い出深い、充実したものとなりますように。また、子ども達の輝く姿を、 多くの方々ににも見ていただけますように。

 

6年生担任 花岡みゆき