Let’s pray.

 

ノートルダム学院小学校の英語の授業は “Put your hands together”と いう教師の呼びかけで、児童の“ Let’s pray!”と いうことばに続き“ In the name of the Father and of the Son and the Holy spirit. Amen” と唱えながら十字を切ることから始まります。

お祈りの言葉は学年に合わせて変わるのですが、このお祈りを英語でする子どもたちの真剣な姿にはいつも心を打たれます。

低学年は、そのあと「命を与えてくださった神様への感謝」と「自らを慈しみ愛してくれる人たちへの感謝」の祈りが英語で続きます。小さい両手を合わせて、一生懸命大型ディスプレイに映された英語の文字を目で追いながら唱える子供たちの『祈り』は、その言葉ひとつひとつが意味をもって、前に立つ私たちの教師の心に響きそして神様に届いていきます。

言葉はそこに思いを乗せてこそコミュニケーションの手段となります。英語もたくさんの英単語を知ったり、英文をドリルのように唱えるだけでなく、相手に伝えたい気持ちや自分の思いを大切に、生きた言葉として使えるよう心掛けて指導を重ねたいと思います。

祈りの気持ちを込めた英語で始まる授業 1年生から、ちゃんと手を合わせて英語でお祈りが唱えられる子どもたちの姿 それがノートルダムイングリッシュの原点なのかもしれません。

英語科 田縁眞弓

 

お祈りのファイル     2年生 英語教材例