本日は、ノートルダム学院小学校の公開授業でした。お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。

 1年生の子どもたちも、たくさんのお客様にかこまれてドキドキしながら、はりきって学習に参加していました。

 入学してから、おいのりのことばをはじめ、学校の中のいろんな教室の場所、給食のいただき方や日直のお仕事など、少しずついろんなことをおぼえてきました。生活に慣れていきながら、学習も一歩一歩進んでいます。

 ひらがなをきれいに書く、口をしっかりあけて声を出す、ブロックをつかって数を数える・・・学習内容はかんたんなようですが、そのひとつひとつに発見があり、楽しみがあります。

(算数の学習の導入で)

 「くまさんはどこにかくれてる?」

 「かかしになってる!」

 「わっ、かかしっていう言葉知ってるの?かかしって何?」

 以下、子どもたちの発言です。

 「畑に立ってる人形みたいなもの。」「畑で、野菜とかを鳥に食べられないように立ってる。」「昼間は、人間が畑でお仕事をしてるから大丈夫だけど、夜になったら家に帰るから、その間に見張ってくれている。」

 ・・・くまさんがかくれているこのページの、野菜の数を数えることがこの学習のねらいですが、興味を持って学習をスタートさせることはとても大切なことです。(余談ですが、教科書のからくりには驚かさることが多いです。)対話を通して子どもたちの言葉がつながっていき、考えが深まったり知識が広がっていったりするのが学校の授業のよいところです。1年生の今の段階では、わかる→できるから楽しい!友だちの話や考えをきけるからもっと楽しい!!・・・そんな授業を心がけています。

 

 うーん、と考え込むような課題に取り組めるようになるために、この学習の基礎の時期を大切に、進んでいきたいと思います。1年生の成長を、またご紹介できたらうれしいです。

1年生担任  秋田 幸絵