新学年になり、10日が過ぎました。
朝や休み時間には、クラスや学年の枠を超えて、ドッジボールをしたり、大なわをしたり、サッカーをしたりと元気に遊ぶ子どもたちの笑い声が響きます。

4年生の理科では、電気のはたらきについて学習しています。
まず、「電気って明かりをつける以外に、何に使われているのかな?」ということを考えました。

「テレビ」「パソコン」「ゲーム」「エアコン」「携帯電話」「掃除機」・・・など、いつまでも手が挙がり続けるほど、たくさん出てきました。中には、ノート1ページ分思いついた子も。
「私たちが普段使っているものって、たくさん電気を使うものがあるんやね。停電になったらこれってどうなるのかな。」
「・・・ほんまや。」「何にも使えへん!」

このやり取りのあと、教室は、とても静かになりました。おそらく、みんな東日本大震災で被災された人たちのことを思い出だしたのでしょう。

4年生の学年目標は、「おもいを行動に」です。子どもたちが、自分のことだけではなく、人のために動けるように、そしてそれを厭わないようになってほしいと願っています。

普段の授業や生活の中でも、今、日本に起こっていることを考え、自分たちに何ができるのかを考えていけたらと思います。

4年生担任 河村 聡美