「先生、これ見て~ !!! 」 休み時間の後、発見名人の子どもたちがいろいろなものを見せてくれます。「カラスノエンドウ」「まるい石」「北海道の形の木のかけら」・・・。今年度から理科の学習が始まった3年生のなかには休み時間を利用して、虫めがねを片手に観察の旅に出かける子どもがいます。

 昨日、見せてくれたのは「藤の花びら」でした。調べてみると今年は全国的に藤の開花が早いらしく、学校の藤棚の花も満開の時期が終わりました。思い返してみると、私も小学校在学中の新緑のこの時期、藤棚の花をよく見に行っていたように思います。卒業後も、町で藤の花を見かけたり、山に自生している藤の花を見かけたりすると、いつも小学校の藤棚を思い出していました。小学生ながら、藤の花の美しさと香りに圧倒されていたのだと思います。

 花言葉は「歓迎」「至福の時」で、藤は幸せを表す花だそうです。随分長い年月がたちましたが、ノートルダムに昔も今も変わらず「幸せの花」が咲いていることに嬉しくなりました。

3年担任 野村 志歩