長い夏休みも終わり、今週より前期後半が始まりました。静かだった学校に、子どもたちの笑顔があふれ、元気な声が響いています。
　26日、子どもたちは、夏休みの思い出がいっぱい詰まった作品と課題とをもって、登校して来ました。登校するや否や、夏休みのできごとを話してくれた子どもたちがいました。家族で旅行に出かけたこと、海やプールで泳いだこと、博物館に行ったことなど、楽しかったことや驚いたこと、新しく発見したことを聞くことができました。
　その後、教室や廊下などに並べられた子どもたちの作品を、ゆっくり見て回っています。「時間を贅沢に使って、夏休みにしかできないことに挑戦したり、取り組んだりしてみましょう。」と7月の終業日に話しましたが、興味や関心、疑問を持ったことを、よく調べているなあと感心します。小学校での初めての夏休みを終えた1年生も、ノートルダム学院小学校の魅力、古いお札、環境にやさしいプラスチック作り、虫や小動物、雲、アサガオの観察、実験、生き物図鑑、地球の仕組み、点字、工作、旅行記、野菜の種、標本、防災関係、ペットボトルのキャップの利用など、普段なかなか気付かないこと、取り組めないことを子どもらしい目線で調べているところがおもしろいなあと思いました。よくがんばりました。
　今後も、いろいろな事に興味や関心、疑問を持ち、チャレンジ精神で課題解決ができるよう、取り組んでほしいと思います。
　大きな台風が近づいています。学校では、子どもたちの安全を最優先にした対応を考えていますが、どうぞ皆さまも十分お気をつけになり、安全にお過ごしください。大きな被害がないことを祈っています。

校長 原山 稔郎