遅かった紅葉がようやく見ごろを迎えました。今年も小学校正門前のクリスマスツリーは夕方から点灯をしていますので、紅葉との競演をお楽しみください。また、隣接する女子大学の美しいイルミネーションもぜひご覧ください。

 

 さて、カトリック教会では、クリスマスまでの4週間を待降節と呼び、クリスマスを迎えるための準備期間として過ごします。今年の待降節は12月1日から始まりました。待降節は、イエス・キリストが誕生するクリスマスを待ち望む特別な時期です。待降節の間、学校では子どもたちがイエスさまに喜ばれる良い行いを進んで実行して、毎日お捧げをします。
 1年で一番慌ただしい月とも言われる師走。何となく気持ちもせわしくなりそうですが、まわりを明るく照らすろうそくのように、自分の小さな行動で少しでもまわりを明るい気持ちにし、喜びのうちにクリスマスを迎えたいものです。

 

 そして、12月8日、教会ではこの日を「無原罪のマリア」の祝日と定めています。聖母マリアの名前をいただく本校では、この日を創立記念日としています。今年は本校の創立70周年の記念すべき年で、7日には記念式典を行います。創立以来、受け継がれてきた歴史と伝統を、在校生と教職員がさらに次世代に引き継ぎ、本校にかかわってくださった多くの卒業生や保護者の皆さま、シスターや教職員、すべての関係者の方々に感謝をする機会としたいと思います。

校長 原山 稔郎