2025年度が始まりました。
 最初に、ミャンマーの大地震で亡くなられた方々の永遠の安息と、被災された方々の安全のため、また、世界中から救援活動に集まった方々の働きの上に、神の豊かないつくしみが注がれますように祈ります。
 昨日、新年度初めての職員会議を行いました。 今年度は、全教職員で「Change」「Challenge」「Chance」の3つのCに取り組むことを話しました。
 Changeは、自己変革・自己変容です。ノートルダム教育修道女会の創立者マザーテレジア・ゲルハルディンガーは「人がかわれば世界がかわる」と言っています。他人を変えることは容易ではありません。まず変えられるのは自分です。昨日の自分より、今日の自分という気持ちを常に持ち、日々Changeできるように力を尽くし、成長していくことが大切です。
 Challengeとは挑戦です。失敗を恐れずに、自分から進んで新しいことに挑戦し続ける経験が、自分を成長させます。挑戦しなければ、何も変わりません。
 Chanceは好機です。好機を逃さないためには、普段からやるべきことを後回しにしないで、気が付いたらすぐにやる。あの時にしておけばよかったと後悔しないためにも。
 「教師がかわれば児童がかわる。」「親がかわれば子どもがかわる。」「人がかわれば世界がかわる。」
 教職員一人ひとりの置かれた立場は違いますが、好機を逃さず、日々新しいことにチャレンジをして、改革を進めてくれることでしょう。しかし、もちろん大切なことは変えません。ノートルダムのよき伝統は守り続けます。
 今年度も、子ども達の成長を願い、一人ひとりに寄り添う教育活動を展開していきます。

校長 原山 稔郎