9月11日、3年11組で算数の研究授業が行われました。

本校では、各教科を担当する研究部ごとに研究授業をさかんに行っています。今回は、3年生の算数の授業で『わり算とかけ算の工夫』という単元の研究授業が行われました。この単元は、6月に本校教諭が数学教育学会で「かけ算の意味を梃子(てこ)としたわり算の導入」と題して発表したわり算の学習の最終段階にあたる発展学習です。

全教員が集まり、授業を参観します。今回は算数部の教諭がT.T.(ティームティーチング)として二人で指導にあたりました。

 

算数部では、子ども達がイメージしやすいように図に表し、理解の助けとなるよう工夫すること、T.T.のメリットとして子ども達の考えを把握しながら、いろいろな考え方を皆に紹介することを心がけて、今回の授業を進めました。

 

参観する教員も、興味深くプリントをのぞきこみ、子ども達が考えを深めていく様子を見守ります。

 

この授業では、子ども達にとっては初めての大きな数のわり算が出てきましたが、今までに習った計算のしかたを組み合わせて、何人かの子ども達がいろいろな考え方を披露しました。
最後には、クラス全体が後ろを向いて、参観した先生全員にあいさつをしました。

 

研究授業を行った後は、その日のうちに研究討議の時間を持ち、より良い授業を行えるよう、教員同士で意見を交換しています。