5月1日、本校でジャズコンサートが開かれました。昨年は3年生以上の児童が鑑賞しましたが、今年は全学年が聴けることになりました。2回公演を1,2,6年と3,4,5年に分かれて聴きます。

朝の校内テレビ放送に、ジャズバンド「GYAO(ギャオ)」のリーダーであり、本校ブラスバンドクラブの指導もしてくださっている清水利香先生が出演されました。
「GYAO」とはエネルギーの集まるところという意味のアイスランド語だそうです。どんな音楽が聴けるのか、朝から子ども達の期待も高まります。

いよいよコンサートが始まりました。最初の曲は「イン ザ ムード」。低学年の子ども達は、初めてのジャズコンサートの迫力に少し驚いた様子です。

 

100年前に生まれたジャズには、いろいろなスタイルがあるそうです。GYAOは”ビッグバンドジャズ”という、サックス、トランペット、トロンボーン、ドラム、ベース、ピアノ、ギター、そしてボーカルと大勢で演奏するスタイルの楽団です。

 

ソロで演奏する部分や、楽器紹介の時間もあったので、楽器の名前や音質も知ることができました。
曲は「シング シング シング」と続きます。3歳から、あるいは小学生の頃から楽器を習い始め、ずっと続けてきたというメンバーの方のお話を聞いて、おけいこごとなどの練習を「がんばらなくちゃ」と思った子ども達もいたことでしょう。

 
 
 
 

 「オン ザ サニー サイド オブ ザ ストリート」からはボーカルも加わりました。
英語の歌をかっこよく歌えるようになるために一生懸命英語も勉強したというお話もしてくださいました。

 
 

「テキーラ」で昨年のコンサートでも子ども達の人気を集めたアンディさんが登場される頃には、子ども達もジャズのリズムに乗ってきました。

 
 

「慕情」、ジャズにアレンジした「浜辺の歌」と続きます。
いよいよ本校ブラスバンドクラブが舞台に上がりました。なんとプロのみなさんと共演します。子ども達もよく知っている「明日があるさ」「ビリーブ」を演奏しました。「ビリーブ」は客席の子ども達も演奏にあわせて一緒に歌いました。

 
 
 

「マンボジャンボ」、「ミニーザムーチャ」と大いに盛り上がりました。特に”コール&レスポンス”で、ボーカルのコールに合わせて子ども達が同じように返す部分は、一体となって全員で楽しみました。
「ルパン3世」、「マンボNo.5」のアンコールまで、生演奏の魅力や迫力を味わいました。

 
 
 
 
 

メンバーの中には、世界的に有名なオルケスタデラルスで活躍され、グラミー賞ノミネート、国連平和賞を受賞された方もいらっしゃいました。「音楽があれば、言葉が通じなくても通じ合える」という言葉が印象的でした。

またひとつ「本物にふれる機会」となったこの日のコンサートが、子ども達の成長の糧となりますように。


<追加情報>

本校ブラスバンドクラブ指導者である清水利香先生が
6月21日にデビューアルバム「PERFUM」を出されました。